今回は、玉川大学工学部マネジメントサイエンス学科に在学中の平田結梨香さんにお会いしました。平田さんは小酒井正和先生(玉川大学工学部マネジメントサイエンス学科、准教授)の研究室に所属しており、教育ICTに熱い志を持ちながら、研究活動を行なっています。
Classtingは准教授である小酒井先生の紹介から
<玉川大学工学部マネジメントサイエンス学科、3年生、平田結梨香さま>
Q. まず、自己紹介をお願いします。
A. 玉川大学工学部マネジメントサイエンス学科3年の平田結梨香です。小酒井先生の研究室で教育ICTについて研究しています。
Q. Classtingはどのような経緯で知りましたか?
A. クラスティングという教育SNSを初めて聞いたのは、小酒井先生からです。いくつかの教育SNSを紹介していただきましたが、その一つがクラスティングでした。私は以前から韓国に興味を持っていたので、グローバル展開をしているというのもあり、クラスティングにより魅力を感じました。
<玉川大学工学部マネジメントサイエンス学科、准教授、小酒井正和先生>
勉強会の連絡ツールとして、資料共有や写真アップにも活用
Q. 普段、Classtingはどのように利用していますか?
A. 今年5月から大学の教員志望者を対象にした小酒井先生の勉強会、「教師虎の穴」で利用しています。Classtingは、クラス(Classting中のコミュニティの単位)メンバーが先生・生徒・保護者の3つの役割で分けられていまして、小酒井先生のクラスは管理者役の先生が小酒井先生で、私たち学生が生徒、また招待教師の方々が保護者になって構成しています。主に、連絡ツールとして使っています。学級通信で日程や重要なお知らせの案内、掲示板では勉強会での写真や資料を共有しています。
<クラスティングの利用方法を説明している様子>
Q. 実際使ってみてた感想、便利になった点などがあったら教えてください。
A. 研究会は月に1回のペースで行われるため、実際メンバーに会うのも月に一回です。ですが、クラスティングで頻繁に連絡を取り、コミュニケーションを行うことで、勉強会のメンバーに親密感を感じるようになりました。
連絡が確実に届く、メッセージが流されないところが最もいいところ
Q. Twitter, Facebook, Instagramなど、大学生の平田さんは様々なSNSを使っていると思いますが、それらとは違うClasstingだけの特徴はありますか?
A. まず、学級通信と掲示板の空間が区別されているところが非常に良かったです。それが他のSNSとの大きな違いだと思います。たまに、一般のSNSはメッセージの量がタイムラインに多すぎて流れてしまうこともありますが、クラスティングだと、学級通信(管理者の先生しか発信できない)と掲示板の活用方法が明確に分けられていますし、掲示板もテーマ分けして分類してから投稿ができる点やコメントがつけられるなど、連絡が確実に届くところが良かったと思います。
<小酒井先生の勉強会、「教師虎の穴」のオフライン活用の様子>
教育SNSを通じた情報倫理教育の効果も期待できる
Q. 平田さんの中高生時代と比べ、今の時代の中高生に必要なものはなんだと思いますか?
A. 私が中高の時はほぼ、携帯のメールでやりとりをしていました。今の時代はもう携帯メールは使っていないですよね。今の時代にSNSは、欠かせない存在になっていると思います。小学生が使っている場合もありますし。こういった時代に教育SNSは子供に優れた事前学習ツールになると思います。きちんと管理者の先生や保護者の方が見守る中で、教育SNSを通じて、SNSの使い方を学び、決められたルールを守りながら、安全に使う学習が出来るからです。これこそが情報倫理教育ではないかと思います。私の時代にはSNSの使い方を教えてくれるような学校での教育は一切なかったので、羨ましいなと思いました。
平田さんは、教育SNSのなかでClasstingが一番シンプルで使いやすいとのことでした。余計な機能追加よりはUIやUXなど、ユーザーの満足度を上げるために力を入れた方がいいじゃなかと大切なアドバイスまでしていただきました。
Classtingはこれからもユーザーの皆様の声を大切にし、運営に取り組んで行きます!
平田さん、ご協力ありがとうございました!